
錦秀会グループが青少年の夢を育む目的で応援するGT500レース。KONDORacingTeamにとって真夏の三連戦の最終戦になりました。今回の開催地はF1や二輪車の8時間耐久レースで有名な三重県鈴鹿サーキットです。今回、シリーズ最長の1000km(通常はその半分)のロングラン戦です。それゆえレースは暑さと車の状態など、総合的な見極めがチームに要求されました。
8月30日 予選


まず第一次予選ではベテラン、ミハエルクルム選手が挑戦。午前中のフリー走行では5番手の好成績を収めていましたが、残念ながら予選では10番手以内の好位置につけることができず、第二次予選に出場叶わず終了しました。
8月31日 決勝

予選10番手のグリッドはチームにとって不本意でしたが、31日の午前中のフリー走行では総合5番手のタイムをマークしたことからチームは気を取り直し、粘りのある走りで1000kmものロングランレースを乗り越えることに専念しました。

オープニングラップのスタートで佐々木大樹選手は8位にまでいきなり上昇。そのままの勢いでポジションアップを狙いましたが19周目で突然右前方のタイヤがバースト(破裂)するアクシデントが発生。ピットインを早々と済ませ再チャレンジするも、さらに37周目で同じ悪夢が襲い、全く同じ箇所のタイヤがバーストする異常事態に見舞われました。

そのため選手をミハエル・クルム選手に変更するとともに、ピットインのタイミングを練り直した安全性を重視した作戦に変更しました。2度のアクシデントのためピットインの回数は全体的に増えましたがその後ライバルを追い続け、9位でチェッカーフラッグを受け、レースは入賞で終了しました。
アクシデントが続く過酷なレースを粘りで走り抜き、貴重な入賞を果たしたKONDORacingTeamにこれからもこのブログで応援をお願いします。
錦秀会グループ
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