
暑さが和らぎ初秋の風が心地よい9月も半ば、錦秀会グループが青少年の夢を育む目的で応援するスー
パーフォーミュラ第5戦は熊本県オートポリスで開催されました。今回のレースが他のレースと異なる点は、
給油は規定上許されない点で、走行ペース、燃費など多様な要素を総合的に判断し決勝に臨むことが要求
される厳しいレースとなりました。
9月13日(予選)

13日予選前のフリー走行はシーズンオフ中の走行テストが確保できなかったこともあり、オートポリス
戦ではまさに一からの手さぐり状態でセットアップを進める事態となりました。ジェームス・ロシター選手によれば車のコントロールが非常に難しく、予選は困難を伴うことが予想されました。

ロシター選手は不十分なセットアップの中で困難な予選にチャレンジしましたが、第一次予選は9番手で通
過後、第二次予選ではライバルの猛追を受け、残念ながら10番手で終了するという不本意な結果となりました。
9月14日(決勝)

予選では十分なセットアップができない手さぐり状態の中、わずかな時間でも最適なセットアップ
作りをあきらめないKondo racing team。 苦戦を乗り越える熱いスピリットは不変です。

決勝では不本意の10番グリッドからのスタートになりましたが、オープニングラップとともにロシター選手
の得意とするロケットスタートが大成功!あっという間に5番手へとポジションアップを決めました。

その後、ロシター選手はさらに上位を狙うもタイヤの無交換作戦を遂行。安定した走りで燃料に余裕が見えてきたことからさらにペースアップし、今迄のラップタイムを上回る快走を披露。チームポイントと入賞を考慮し、無理なリスクを負わない着実な走りを続け、決勝はそのまま5位で終了しました。
スーパーフォーミュラは11月まで熱い戦いが繰り広げられます。引き続きこのブログで応援をお願いします。
錦秀会グループ
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ジェームス・ロシター選手のプロフィールはこちらです。