阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会 2015年12月22日

平成27年12月10日にホテル・アゴーラリージェンシー堺にて阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会を開催致しました。
日ごろPET検査の依頼をいただく近隣の医療機関の関係者様を中心に、平日の診療後にも関わらず約170名の方にご出席いただきました。

講演会では京都医療科学大学学長の遠藤 啓吾先生の特別講演の他、当センター医師・薬剤師による一般演題3題の合計4題の講演がありました。


【一般講演】
・自施設でのPET薬剤合成のメリットと今後の可能性
薬剤部 堺 俊博

・健診(検診)って?
健診センター長 楠 洋子

・阪和インテリジェント医療センターにおけるPET診療の歩み
PETセンター長 小川 洋二

【特別講演】
・原発事故による放射線の健康影響と放射線の医学利用
京都医療科学大学 学長 遠藤 啓吾先生



講演会はまず、阪和第二泉北病院 守口 篤院長の開会挨拶ではじまりました。
守口院長には引き続き一般講演の座長も務めていただきました。
阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会


最初に当センターホットラボの堺 俊博薬剤師が当センターの特徴や取り組みなどを、大阪府内の他のPETセンターと比べながらわかりやすく講演致しました。
阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

続いて、楠 洋子健診センター長が健診についての講演を行いました。日ごろは患者様の健康管理が仕事である医療関係者の方々にも、ご自身の健康管理の為に健診を受診する必要性を訴えられ、みなさん興味深く聞いておられました。
阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

一般講演の最後は小川 洋二PETセンター長が当センターの10年間のPET検査件数の推移や、当センターで行っているPET検査に用いる薬剤の説明、先端医療への取り組みなどを講演されました。講演後には日頃PET検査の依頼をいただいている先生方からPET検査の症例についての質問があるなど、みなさん真剣に聞いておられました。
阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会



特別講演では大阪大学大学院医学系研究科 核医学講座の畑澤 順教授に座長を務めていただきました。
阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

京都医療科学大学の学長で、内閣官房 原子力災害専門家グループのメンバーでもある遠藤 啓吾先生の特別講演では、放射線の健康への影響について、ユーモアをまじえながら大変わかりやすく解説されて、会場の全員が話に聞き入っていました。
阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

最後に楠健診センター長が閉会の挨拶をされて講演会は無事に終了しました。
阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会


講演会終了後には懇親会が開かれ、普段顔の合わすことの少ない他医療機関の先生方との交流の場となりました。
特に演者の先生方の周りには、たくさんの人の輪ができており、講演会中に質問ができなかった内容などを熱心に聞いておられるなど、活発な交流が行われておりました。
阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会

阪和インテリジェント医療センター10周年記念講演会


特別講演の遠藤先生をはじめ、ご出席いただいた皆様のおかげで、10周年記念講演会を無事に開催することが出来ました。
この場をかりて厚く御礼申し上げます。
この先も15年、20年と皆様の健康管理や医療の発展の役に立てるセンターであり続けられるように、スタッフ一同努力してまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。

Posted by 錦秀会  at 13:53
© KINSHUKAI All Rights Reserved.